NAME

釈迦牟尼仏陀

STYLE

Tibetan Style

PRICE

¥210,000

ARTIST

ラトナ・サガ

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H71×W55cm
額装 H75xW57cm

NO

T-005

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ザ・パーフェクトバランス

BACK GROUND作品の背景
日本人にも馴染みの深いお釈迦様は紀元前5世紀頃、現在のネパールとインドの国境近くのルンビ二という小さな村で生まれて80歳でその生涯を閉じるまでヒマラヤの麓に点在した小王国を遊行しながら仏教を広めました。その教えは人生を苦しみとしてとらえ、その苦しみからの解放を説いたもので、その背景には現実や人間という存在に対する深く徹底した洞察がありました。また釈迦牟尼仏陀は日本やチベット、ネパールだけでなくテーラワーダ仏教(上座部仏教)を信仰するタイ、ミャンマー、ラオスなどの国々でも仏教の開祖として篤い信仰を集めています。
仏陀の背後に描かれているのは蛇を咥えたガルーダ、龍女、ワニによく似た伝説上の生き物のマカラ、グリフォンにまたがった童子、ライオン、象でこのモチーフはチベットで伝統的に高座の飾りに使われるものです。また仏陀の両脇には二大弟子であるシャーリプトラ(舎利弗)とモッガラーナ(目連)が、頭上には傘を持った天女が描かれています。
POINT鑑賞ポイント
鮮烈で美しい色使いもさるとこながら特筆すべきは中央の釈迦牟尼仏陀の存在感です。洗練された身体比率によってうみだされた美しいプロポーションときわめて整った顔立ちはそのまま仏陀の悟りの完全性をあらわしているようです。
この作品は15世紀後半にできたメンリ派を発展させ、16世紀後半にナムケー・タシによって確立されたカルマ・ガルディ派の伝統画法によって描かれた作品です。
ABOUT ARTIST作者について
作者のチベット系タマン族のラトナ・サガはチベット様式タンカ作家の若手実力派の一人です。